農家の喉の渇きを癒していた
ファームハウスエールを
ビール好き北大生がつくりました。
ビール好き北大生が考案したレシピで醸造された、パイオビア初の定番クラフトビール「未来開拓俱楽部ビール」。
北海道の夏に緑豊かな北大で、芝生の上で乾杯したくなるようなビールを目指しました。
「未来開拓俱楽部ビール」は、”ファームハウスエール”というベルギー発祥のビールで、農家が夏の農作業の合間に飲んでいたと言われている伝統的なビールです。
元々農家になりたくて、1年間オランダで農業研修に参加するほどの代表 宮地が、「初の定番ビールをつくるならこれしかない!!」と思い、農家の喉を潤していたファームハウスエールをつくりました。
1. 味わいの特徴
このビールの特徴は、「酵母由来のフルーティーな香り」と「すっきりとした苦み」です。
グレープフルーツなどの柑橘類や花のような香りが、優しく包んでくれます。
「ビールの香りは、ホップだけじゃない」という想いも込めています。
また、後味はすっきりとした苦みがあり、夏の自然を思わせる爽やかさを感じさせます。
フルーティーな香りと相まって、ビールの苦みが苦手な方もおいしくいただけます。
2. 飲むシーン
北大に来て初めて迎えた1年生の夏、「こんなに緑豊かなキャンパスで学べるのか!」と感動したことを未だに覚えています。また、学生だけでなく、札幌市民や観光客の憩いの場でもあります。
緑豊かな北大で、芝生の上に寝転がりながら、夢心地な気分で乾杯するにふさわしいクラフトビールです。
私たち「パイオビア」は、若い世代の創造性とビールへの情熱によって、新しいビール文化を築いていきます。
北の大地が育んだ、新しい定番クラフトビールをぜひご堪能ください。
開発秘話
01
レシピ開発&仕込み
レシピ開発補佐の金澤と、ファームハウスエールのレシピを話し合いました。
大手ビールのようなスッキリさと、酵母が醸す香りに注目した飲みやすいビールを目指しました。
まず、ファームハウスエールの大事な要素である酵
母(イースト)を選定しました。
セゾン酵母と迷いましたが、よりフルーティーさのあるファームハウス酵母を使用しました。
麦芽(モルト)に関しては、すっきりさを出しつつ、軽すぎない味わいを目指しました。
前回同様、比重やアルコール度数、色を決める計算ソフト(Brewer's Friend)を使って、ファームハウスエールの配合を調べました。
ホップに関しては、数種類入れてホップの特徴も前面に出すか、シンプルに1種類にするかで迷いました。
最終的に、酵母由来の香りを楽しんでいただくために、カスケードのみを使用しました。
今回は、月と太陽BREWINGさんで醸造を行いました。
仕込みや缶詰めには、未来開拓俱楽部の学生も来てくれて、ものづくりの現場に興味を持ってくれました。
私たち学生をいつも快く受け入れてくださる月と太陽BREWINGさん、ありがとうございます。
02
札幌市立大学デザイン学部の学生によるラベルデザイン
今回、缶で販売するにあたり、将来デザイナーを目指す学生にラベルデザインをしていただきたいと考えていました。
友人のご紹介のおかげで、札幌市立大学デザイン学部4年生の森井稜馬くんに依頼させていただきました。
(彼も大のビール好きです笑)
今回のラベルは、北海道大学の格式と緑豊かなキャンパスで学ぶ北大生を象徴として、歴史とモダンが融合した温かみのあるデザインに仕上げていただきました。
03
クラウドファンディングに挑戦
パイオビア初の定番クラフトビールをつくるにあたって、代表 宮地が人生初のクラウドファンディングに挑戦させて頂きました。ページはこちら。
期間は2024年5月31日~6月28日の約1か月間。
目標金額は100万円でした。
最初はどうなることかと不安でしたが、ありがたいことに開始4日目にして100%を達成させていただきました。
最終的には190%のご支援をいただき、無事に「未来開拓俱楽部ビール」をつくることができました。
いつもお世話になっている方々や友人、北大OB・OGの方々、札幌市民や北海道民のみなさま、ビール好きの方々の応援のおかげで目標達成することができました。
その期待に応え続けられるようにがんばります!